見た目もスッキリなお腹に乳酸菌

乳酸菌を摂取することで、腸を健康に保ち、お腹回りをすっきり見せることが可能です。
ポッコリと出ていて見た目が良くないお腹は、便秘が原因になっている場合があります。
便が腸内に留まって排出されないので、お腹が膨れて前に押し出されてしまうのです。
便秘の理由は様々ですが、腸内環境の悪さも原因になります。
人の腸内には善玉菌と悪玉菌、日和見菌が生息しています。
健康な腸内で優位なのは善玉菌であり、乳酸菌や、こちらも有名なビフィズス菌が善玉菌にカテゴライズされます。
乳酸菌が生成する乳酸や、ビフィズス菌の作る酢酸などによって、腸内は常に弱酸性に保たれます。
この状態の腸は非常に動きが良いです。
食物の消化吸収が活発ですし、排便を促す蠕動運動も多く行われます。
定期的に排便が行われるので、腸内に物が溜まることが少なく、お腹は内外共にすっきりとするのです。

しかし悪玉菌が優位になると、腸の動きは低下します。
悪玉菌は食物を腐敗させて、有害な物質やガスを作り出すのです。
すると腸内はアルカリ性になってしまい、腸自体の動きが制限されるようになります。
当然蠕動運動も弱くなり、便を体外に排出する能力が弱まります。
こうして便秘の症状が表れるのです。
長く腸内に留まっている便は水分が吸収されて、どんどん固くなります。
そして固さが増すほど排出は難しくなり、便秘が酷くなる…という悪循環が生まれるのです。
便が溜まっている状態は不快ですし、すっきりとしたお腹のラインも保てません。
そこで必要になるのが、乳酸菌の摂取です。
腸内の善玉菌のほとんどはビフィズス菌です。
その割合は全善玉菌の内、99%以上にのぼります。

一方乳酸菌はごく少数ですが、ビフィズス菌が活動しやすい環境を作り、働きをサポートする能力が備わっているのです。
ビフィズス菌の作る酢酸は、非常に殺菌作用が強い成分です 前述の通り腸内を弱酸性に導くだけでなく、殺菌作用で悪玉菌の増殖を抑える効果も認められています。
乳酸菌を摂取することは、善玉菌全体の働きを活性化させ、腸の健康を保つことに繋がるのです。
腸が健康であれば消化吸収がスムーズに行われます。
排便も定期的に行われ、便秘の解消にもつながります。
するとお腹の内側も外側も、すっきりするというわけです。